How enjoy?

PUAとか人生経験とか。読む人のプラスになれば。

僕がチンハッタンでPUAになった日(トーク~パレ搬編)

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(あらすじ)

チンハッタンのストで出会った、YanikeeとRisa。
奇跡の連れ出しからの、まさかのおしゃべり延長。
Yanikeeはレジェンド達のスキルを駆使して対抗する。
チンハッタンストで、悲願のパツ金即なるか?!

第一回:僕がチンハッタンでPUAになった日(出会い~連れ出し編) - How enjoy? (hatenablog.com)

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20xx年、都内地下鉄電車内にて。

 

「Yanikee君、本日の朝9時までに、添付のデータを全てアップデートして資料に落とし込んどいて下さい。あと、先方のリクエストに沿う形でもう1ページ追加するから、例の件ドラフト作成しておいて。要点は、昨日言ったから分かるよね?」

 

本日の午前3時に来ていた上司からの指示。寝ぼけ眼でメールを見て、慌てて始発に飛び乗る。要点ってなんだっけ。

 

いわゆるキラキラ界隈にて。
この世界、世間様に見えるのは、ほんの奇麗な部分のみ。
その実態は、縦割り主義の狂った世界。新入りの奴隷に人権はない。

 

常識外れの時間に指示を送る上司もまた、かつての奴隷だ。
奴隷はご主人様の言うことを聞いて、期待以上の成果物でご奉仕することだけを求められる。

 

新卒ナンパ師の自己肯定感が下がる気持ちも良くわかる。

 

下っ端ジュニアリーマンだった私は、眠気と緊張が混ざりあった状態で電車の席に座った。暫し夢想の後、スマホを取り出しあるブログを読む。

 

『新宿ナンパ大戦争
言わずと知れた、レジェンドチバさんのブログだ。

 

ナンパ活動を始めたばかりの私には、Twitterやnoteの存在を知るはずもなく、唯一のナンパノウハウの源泉がこのブログだった。

 

当時、3回目のデートで、色恋を使いながら打診するスタイルしか知らなかった私にとっては、彼のブログにおける解説・分析の一つ一つが目から鱗であった。
もちろん、彼のメルマガにも入っており、毎回の配信はチェックしている徹底ぶりだ。

 

チバブログを通勤時に、ばかなべさんの『ブサイククエスト』をトイレタイムに、それぞれ鑑賞することが、社畜リーマン兼ショボ腕ナンパ師であった私の唯一の楽しみであった。

 

彼らのブログには、美女、芸能、モデル、CA、外国人、社長秘書、ネタ即、などの魅力的な話が満載だ。

 

そもそも本当にこんな世界があるのだろうか?少しも成果が上がらないショボ腕ナンパ師には、彼らのブログは正に『非現実的』であり、また、それは現実逃避の材料としてはもってこいだった。

 

いつか自分も、そんな夢のような体験ができたら。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チバ氏。説明するまでもないナンパ界のレジェンド。
彼のナンパへの数々の考察・経験談を纏めた『新宿ナンパ大戦争』をきっかけに、ナンパ界に入ったスト師は数知れないと言われている。

 

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ばかなべ氏。説明するまでもないナンパ界の明石家さ●ま。
彼のブログは、ナンパ+笑いにフォーカスした、ギャグテイスト溢れる名作だ。
ピンポンブー、ゴールドマンセックスルーティン、KK先輩、たかし先輩、白●の伝説など、ここでは書ききれないほどの名言・名キャラ・名エピソードを生み出している。
ちなみに、トイレタイムでのぶさくえ鑑賞は、ばかなべ氏推奨のスタイルである。

 

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Xx年後------、チンハッタンにて。

 

Risa「あのね、、元彼というか。。私実はRi,Konしてるんだ」

 

意外な回答だった。少し、彼女は暗い顔をしていた。

 

ヤニ「あ、そうなんだ。最近日本でも増えているしね。珍しいことじゃないけど、あんま聞かない方が良い?」

Risa「ううん、大丈夫。けど、ちょっと怖かった思い出もあって。。。だから、その人と別れたあとも、あんまり恋愛してなくて、彼氏とかは作ってないかな。」

ヤニ「あ~ね。次、慎重になるよね~。」

 

彼女は、過去のパートナーとの辛い記憶があり、次の恋愛には慎重になっているようだった。

 

このような女性と準アポをした経験はある。この場合、女性にネガティブなことを思い出させるのは得策ではない。前向き・明るい方向にもっていく。

 

ヤニ「逆にさ、次付き合うんだったらどんな人と付き合いたい?」

Risa「そうだね~。やっぱり一番は優しい人かな。」

ヤニ「基本だよね。付き合ったら人って変わるから、怖くならない人が良いよね。」

Risa「うん。」

ヤニ「優しいのもそうだし、基本的にはFeelingが合わないとなかなかしんどいよね。

Risa「うんうん。」

ヤニ「逆にFeelingがばっちり合ったら、どんな出会い方であれ、Risaは長く関係が続く気がするよ。」

Risa「それはそう思う!」

ヤニ「ってか、割と最初の方にない?あ、この人と合う合わない的な感覚」

Risa「うん。第一印象で結構決まってしまうかもね。」

 さて、レジェンドの技を借りますか。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、親愛なる諸兄に、『新宿ナンパ大戦争』について少しお話しておこう。

 

ナンパ大戦争は、それはそれは奥の深い『学問』だ。
ナンパ界隈のレジェンド・チバ氏が、十数年掛けて編み出した考察であり、技法であり、マインドが詰まっている。
それは、単純なテクニックのみならず、スト師であることの考え方、心構えにまで渡っている。

 

今回は、アポの時に、チバ氏が提唱するの3つのステップを前提知識として披露しておく。

所謂、口説きフェーズにおける「関係構築」「性的誘惑」「Sクローズ」だ。

 

ナンパノウハウ・読者の皆様とのQ&A・皆様の声とご感想まとめ (nanpawars-blog.net)

※リンク掲載許可取得済。

私は、このフェーズに自らの経験に基づく『独自解釈』を加味して、以下のようなトーク構成を踏んでいる(以下イメージご参照)。

加えて、過去に合流、Twitterで絡んで頂いたスト師のテイストを自分なりに消化し、今までの経験で血肉にしたものをフレーバーとして足しこんでいる。

 今回のパターンでは、このトーク構成をベースに会話を進める。

 

(イメージ)

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また、先に申しておくと、私は所謂「トークで魅了・仕上げる」といった意識はない。

 

トーク自体は、相手との会話のラリーの中で、相手のリアクションを汲みながら、会話に強弱をつけて盛り上げていくイメージだ。
決して主張すぎず、会話の主導権を持ってかれずに、自分の経験談から相手の話を引き出して、相手に響けば深堀する。

 
一方で、後々ギラついた時に起こりうるグダのために、必要な理由付けを先回りして話しておく。界隈では、「グダ予防」とされている手法だと思う。

 

私の場合は雑談から、恋愛経験、過去の恋愛、下ネタ、エロ体験の件りで、自分の考え・スタンスを、「もし~、だったら」といった仮定の話を交えて伝えている。

 

※なお、当然ながら、そもそも相手に食いつきがない場合や和みが足りていない場合に、このような理由付けトークをしたところで意味がないことも知っている。

 

最終的に意識していることは、相手に「まぁコイツだったら、悪い奴じゃなさそうだし、見た目はアリだし、そこそこおもろいし、仮にエッ●しても私の価値下がらんかな。」程度の気持ちを作ってもらうことだと思う。

 

以下、Risaとの会話だが、その時どんなことを意識して話をしていたか、解説を入れてみた。

 

※レジェンド・チバ氏の技が信頼出来ることはさておき、野生歴は長いが界隈入りして1年のアラフォーおじさんが書く内容なので悪しからず。
まだまだ改善の余地は沢山あると思う。このブログを、割と界隈の凄腕も見ているとのことなので、予防線は張らしてね。

 

また、今回スクリプトに自分で解説をつけてみたが、各セリフに細々と解説を書くことは、

 

大分、いや死ぬほど恥ずかしい。。。。

 

のは十分に理解しているので、その点は敢えて流してほしい。

 

前置きが長くなった。それでは、
戦争をはじる(feat.AJ)。

 

画像

 

 

 

 

 

 

 

【前提】
まず、勝手な憶測だが、今々の彼女と自分の関係を考える。

 

Risaはノリが良く、傾聴・同調の姿勢が強めな子だ。

こちらの意見に対しては、割と好意的に受け止めてくれるし、良く彼女自身の人生経験も話してくれている。加えて、お互い共感する部分が多い。

 

また、彼女は、恋愛には臆病と言っているものの、そこそこ他の男とデートをしており、色々とアプローチを受けている。
恋愛のチャンス・経験は、それなりに有りそうだ。

 

では、何故、彼女は私と談笑をしているのか。そこを考えてみる。
いきなりS●X対象だとか、恋愛対象だとか、多分、そんなことまでは考えてはおらず、シンプルにこの場が楽しいのだと思う。

 

また、彼女は親日家であり、私のアジアン特有の外見・考え方については、好意的に見ていることを、これまでの会話で確認している。

 

総合すると、所謂『つかみはOK』な状態だ。

 

それでは、ナンパについてはどうだろうか?

 

彼女からすれば、そもそも、私が何故声を掛けたかについて疑問を持っているはずだ。
まだその辺の認識共有が甘いので、先ず、その理由を理解してもらう必要がある。

 

今回の偶然の出会いから、即までの流れを『楽しいハプニング』として感じてもらうために、いくつか仕掛けをしなといけない。

 

【やりとり①】
Risa「ヤニキ君はどうなの?出会いのチャンス多そうだけどw??」

ヤニ「俺?けど、歴代の彼女は皆路上で声かけてきたからな~。

Risa「えっそうなの?!Wow.積極的だね。」

ヤニ「日本人にしては、積極的だよねwけど、いい子と知り合うチャンスって、突然来るから、いいなって思ったらトライしないといけないよね。」

Risa「そこまで行動に出せるのは珍しいね。」

ヤニ「そう?逆にアメリカ人はどうやってアプローチするん??」

Risa「う~ん。普通に学校とか何かのコミュニティで出会うかな。」

ヤニ「それ、昔俺もそうだったんだけど、それだと出会いのチャンスが限られてくるって思ったんよ。」

Risa「それはそうかもね。けど、いつも声かけてるんでしょw」

ヤニ「あ~、昔はね。今は誰彼構わずって感じではないかな。直観だけど、やっぱり何か気になるなって思わないと声かけないな。この歳で声かけるのって結構勇気いるのよw

Risa「Hahaha.なるほど。」

ヤニ「これで過去に良い出会いがあったから、このスタンスで良いと思ってるわ。」

Risa「うん。それは出会い方としてはありかもね。ちゃんと考えてるんだね。」

ヤニ「いや、昔チャラかったのは否定しない。

Risa「しないんだw」

ヤニ「そうだよ。良いと思ったら、普通に口説く。今はかなり勇気いるけどねw

Risa「A~han ?wやっぱり積極的じゃん。」

ヤニ「よっぽど色々条件が重ならないとだね。」

Risa「ん?どういうこと?」

ヤニ「日本では、恋愛で3つのIngがあって、FeelingとかTimingとか。。。あと一つなんだっけ?I just forget。けど、ほらあるでしょ?」

Risa「何それwwうん、FeelingとかTimingは分かるよ。私も××××(過去の体験)」

ヤニ「それめっちゃ良い経験やん!やっぱりちょっとRisaと考えていること似ているかも。

Risa「私もそう思った!」

ヤニ「でも、付き合った後、彼女を友達に紹介したら『お前いつも顔で選んでるな』って言われるわww」

Risa「やっぱり!You are playboy. haha」

ヤニ「知らんww」

 

【解説①】
今回の場合は、飲み屋街で酒が入ったシチュエーションでするようなナンパと違う。
前回話で書いてあるように、私は、友達が来るまでの時間潰しとして彼女を連れ出している。

 

つまり、チャラさを見せていない状態から彼女を連れ出しているので、あの声かけ行為(ナンパ行為)が、私にとっては正常且つ、正当な行為であることを間接的に伝える必要がある。

彼女も、私が友達を理由に声を掛けてきたことは、うすうす感づいているようにみえたが、ここでハッキリと良い女にはナンパをするスタンスを共有する。

 

世間一般では、ナンパ行為をすること自体がチャラいこととして認知されている。
また、「ナンパ=ヤリモク」という印象も持たれるため、声を掛けてきた男性に対して多少の不信感や恐怖感もあると思われる。

 

こちらから伝えるポイントは、以下4つだ。

①ナンパからの恋愛は、私には普通であって、過去にナンパから付き合ってきた経験があること。

②声をかけるにも、気になる気持ちにならないと、と中々声をかけないこと。

③誠実ではなく、割と早い段階で口説く人・チャラい一面もあること。

④ただ、誰彼構わずヤリに行くようなスタンスではないこと。

 

①②については、実際、私は殆どの恋人をストで作ってきたので、その経験をそのまま話している。

 

③については、チャラさの開示は、早めに開示しておく。
所謂、誠実っぽい第一印象から、後半のギラとのギャップが大きければ多いほど、キモイマン成分が増す。

 

③を踏まえてた④については、私の場合は、アラフォーであることを逆手に取る。

例えば、チャラさを開示するときも「昔」というワードを入れることにより、今は落ち着いた印象を含ませ、誰彼構わずに手を出している感(女性でいうところのビッチ感)を緩和する様に話す(この手法は、時と場合による)。

 

そもそも、アラフォーで誰彼構わずチャラ付くスタイルは、相手が性に大らかな人でも、第一印象としてはキツイものを持たれると思う。
また、この年で、トークの順番を間違えて下ネタ・ワンナイスタンスから話すと、序盤で即死する可能性が高いことも注意したい。

 

折に触れて、今回は、レジェンド火の鳥さんが使用していた、「恋のTiming、Feeling、Happening」を使用してみた。
やりとり①の下線部にもあるように、今までの会話を通じて、相手と割とFeelingが合っていると感じたので、今回は、これをキーワードとして進めてみた。

このingは、後々役に役つのだが、、、

 

 

 

 

 

 

 

【やりとり②】
Risa「興味深いね。ヤニキ君は、彼女一杯いそうだもんねww」

ヤニ「(恋愛感は話せたので、流すか)はいはいww、ってか、Juicy Talk(下ネタ)しても大丈夫な人?

Risa「いいよ。」

ヤニ「ぶっちゃけ、S●Xする時って何重視してる?非日常感?それとも恋人みたいな感じ?」

Risa「うう~ん、本当に相手次第だよ。けど、今は、やっぱり気持ちがないとS●Xできないよね。」

 

そのパターンも知っている。

 

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ヤニ「分かる。自分は付き合う前にしちゃう派だけど、気持ちが入ってないとダメだよね。

Risa「うん。逆にヤニキ君は、相手のどういうとこ見てるの?」

ヤニ「ん?S●X?付き合うとき?」

Risa「付き合うとき。」

ヤニ「う~ん、入りは顔だと思うけど、やっぱ中身かな。それは大前提。」

Risa「うん。」

ヤニ「そのうえで、体の相性も重要かな。相性良いほうが、結果的にやっぱり長続きするし、幸福度も高いよね。Risaはどう?

Risa「うん。体の相性は、私も結構重要だと思う。けど、遊び目的だけで来られるのは嫌だな。」

 

X氏の『とある言葉』をぶつけてみる。

 

ヤニ「だね。俺は、良いと思ったら口説くタイプだけど、口説く時は、相手を不幸にするつもりで誘わないかな。

Risa「なるほどね。。。」

ヤニ「かといって、Hしたから直ぐに付き合うのも違うと思うけど。した後は、日常の相手も見てみたいな。別の日、二人でランチに行ったりなんかして。

Risa「うん、普通の時も見てみたい。」

ヤニ「だね。あと、S●XしてもHeavyにはならないかな。S●Xした3分後に彼氏面されるのいやでしょww?」

Risa「それは嫌だww」

 

暫し別の雑談を挟む。下ネタ一辺倒にならないように。
色々ワチャワチャした後で再開。

 

ヤニ「てか、歴代でめっちゃ気持ちよかったS●Xって、何かFeelingが合う人じゃなかった?

Risa「あ~それはあるね。私も××××(過去の体験)」

ヤニ「でしょ?だから、Risaはちょっと俺の考え分かってくれるかなと思ったんよ。」

Risa「ヤニキ君の考えは分かるよ。付き合う前にS●Xはアメリカンなら割とある方だし。」

ヤニ「けど、相手がめっちゃ奇麗でもFeeling合わなかったら、俺はいかへんかな。逆にそれが合ったら、こっちからガンガンいく。

Risa「見た目で行かないんだ!ヤニキ君がガンガン行くタイプなのは、話してたら分かる気がするよww」

ヤニ「No!そんな目で見ないでw!悪いけど俺はそんなEasyじゃないよw!

Risa「どっちのセリフww So, Funny」

 

最後はちょっと嘘かな。
どうにかしてチソチソ入れようとするのが、ナンパ師なのである(ただし、無理やりはNG)。

 

【解説②】
あまり関係ないと思うのだが、このような形で出会ったときには、下ネタを入れる場合、一度相手に断りを入れる。

これも年齢によるのだが、アラフォーのおっさんが、話もそこそこに、いきなりエロやS●Xのスタンスをぶっこむと、相手がついてこれない時も有るので、一呼吸断りを入れている(多分これは人による)。

 

今回は、ナンパ師が良く使う、『付き合う前に体の相性重視』の話を展開しているが、今回は相手とのFeelingを前提条件としている。  

 

相手のスタンス・話の進み具合に依っては、『難しいこと考えないでしたい時にS●Xしたらええやん』と話しても良かったが、この時点で向こうも真面目な感じで返してきているので、このように話した。
(話の掘り具合によっては、『実は、、、』という具合に相手のスタンスが変わる時がある。)

 

また、今回、相手のプライバシーもあるので、極力相手の話は載せていないが、恋愛・ワンナイスタンスの時は、基本的には相手に良く話してもらようにしている。
相手の恋愛観、結婚観、S●Xで求めることを中心にヒアリングし、その中で、相手のスタンスと自分のスタンスを合わせる様な話し方を意識している。

 

ここで、付き合わないとしないグダ、彼氏がいるグダ、気持ちが入らないとグダ、処女グダなど、種々のグダが分かるので、それに対するグダ予防のトークを張る。

今回は、彼女が割とストレートに、『気持ちが入らないとしないグダ』で反応してくれたので、『X氏の名セリフ』+『セックス後の日常も見てみたいルーティン』などを併用して、色恋とワンナイの狭間で、どうとでも解釈ができる形で、グダ予防を張ってみた。

 

当たり前だが、この時点で自分が相手に対してどう思っているかは、絶対に言わない。自分の感情は、相手に毛ほども見せない。これはチバさん流のスタンスだ。

 

 

 

 

 

 

 

【余談】
今までの恋愛・ワンナイスタンス・下ネタのやり取りの中で、Hしたら付き合う付き合わないの話が出たが、これらのトーク運びは、色恋なのか?それともチャラ開示なのか?
どちらか分からない中で、相手も雰囲気を楽しんでくれている様だが、、、、

 

これには、種々意見があると思われるが、最近、福氏のTweeitで、腹落ちするものがあったのでご紹介しておく。

https://twitter.com/fuku_second/status/1409782112601796609?s=21

 

 

X氏。画像を貼らなくても分かる人には分かるであろう。
彼のブログ・Tweetで、「お前ら並べ」「起きたら●●施設」「の、う死」のほか、紡ぎだした名エピソードは枚挙にいとまがない。
今回の使わせてもらった「俺は~」の件りは、本来使うシチュエーションは違うと思うが、恋愛トークで使用させてもらった。
彼の引退はさみしい限りだが、どこかの空の下で、また会えることを願いたい。Thank you.

 

https://pbs.twimg.com/profile_images/1305710545375354881/2QlnIv4I_400x400.jpg

福氏。最近は、mTech(モテ×テクノロジー)を展開。
酒ザコの筆者が、某飲み会で泥酔した時に介抱してもらった記憶がうっすらあり(覚えて無くてすみません)。
少ない記憶でも、彼の飲み会でのトークの返し・いじり・回し方は、MC芸人か、という位上手かったことを覚えている。
ストに関しては、現実的で手厳しいこともtweetされてるかと思うが、個人的には、面倒見のよい兄貴肌の人(だと勝手に思っている)。

 

話を元に戻す。


ちなみに、今回のブログでは割愛しているが、上記の会話の合間合間で、私はテイストの違う話を挟んでいる。
恋愛・下ネタ・ワンナイスタンスの一辺倒だと飽きがくるからだ。

 

隙間トークは、仕事を絡めた真面目な話でも良いし、最初の和みで盛り上がった話の天丼でも良い。
また、一呼吸おいて、会話量を減らすのも良いし、お手洗いに行って幕間の様に休憩を挟むのもよいと思う。

 

ちなみに、この時の私は、この合間の雑談の中で、パレ搬送時の理由付けを仕込んでおいた。

 

 

 

 

 

 

 

【やりとり③】
搬送の理由付けについては、やはり『あのルーティン』だろう。

 

ヤニ「Risaは日本酒知ってる?」

Risa「知ってる!けど、残念ながらワインの方が好きかな。」

ヤニ「お~マジで?!ワインだったら前にカリフォルニアのナパで~(雑談)」

Risa「いいね。私も~(雑談)」

 

たまたま先日買った安いフランスワインが家の冷蔵庫にあることを思い出した。

これを伏線にしよう。

 

ヤニ「そういや、先週、俺フランスワイン買ったんだよね。日本に無いやつ。

Risa「Nice!」

ヤニ「ロゼワインなんだけど、口当たり良さそう。」

Risa「いいな~、美味しそうだね。」

ヤニ「一人で飲むには量多いんだよね。Timingあったら、Risaにも振舞うよ。

Risa「ありがとう!嬉しい。」

 

残念ながら価格は安いが、日本で見たこともないワインというのは事実だ。

 

【解説③】
ちなみに、この理由付けは、旅ナンパ師・岩クマー氏の『神〇プリンルーティン』から。Risaは親日家なので、このプリンがあればもっと完璧な誘導が出来たはずだったが。
まだ、このタイミングでは、ワインを理由にパレ打診はせず、後にとっておく。

 

次に、合間の雑談のネタに関してだが、会話間のボディタッチに関して話す。

これには、色々考え方があると思う。

 

【やりとり④】
雑談の合間で。

Risa「が、XXXXで~。」

ヤニ「あ!」

Risa「ん?」

ヤニ「Risaのネイルってどんなテーマなん?めっちゃキラキラしてない?」

Risa「ああ、これねw自分で塗っただけだからテーマとか無いよw」

ヤニ「(お手のポーズをして)見してみ?」

Risa「(手を私の手において)可愛くないでしょw?」

ヤニ「うん、ラメがふんだんに使われていて、アメリカ人のセンスって感じw」

Risa「何それw」

私は、そんなにまじまじを相手の手を握ったりはしない。乗ってきてくれるんだな~程度の距離感の確認をする。

 

【解説④】
ボディタッチ自体は、ネットを漁れば、種々理論が出てくるのだと思うが、私の場合は、良く言われているような、『ボディタッチをして相手に意識させる』というよりかは、自分と相手の距離感の確認に使っている。

 

例えば、相手との雑談の途中でいきなりカットインして、相手のアクセサリーやネイルの話題に触れて、そのタイミングでボディタッチを挟むことで距離感を確認している。

 

もちろん、この行為をした瞬間、相手が下心を察知し「キモイ」と思われて破綻することもあるが、「スキンシップを許す位の距離感かどうか」を確認するには有効だと思っている。

 

また、相手の反応次第では、和み直すか、「ない」ので放流するかを判断する材料にもなると考えている。 

 

話題にする対象は、爪、手、服装(袖)、前腕の皮膚の日焼け・体温、二の腕の肉、髪、ピアスなど、体の中心から遠いものから話題に出す。

 

但し、このように文書に落として解説するだけで、女性陣が『キモイ行為』と思うぐらい、相手の反応が大きいので要注意だ。


もちろん、全くボディタッチする必要もない相手もいるし、人に依ってはNGの部位もあるので、各スト師の経験や判断に依ることが多いと思う。

 

ちなみに、私は、横浜の占い師に20回程通い詰めて習得した経験を生かして、コンビの時に『手相ルーティン』を使うが、飲み屋街では、意外とこのルーティンは使える印象がある。

 

前に、ジャック・ミガー氏とのコンビで20代前半の子を連れ出した時に、古き良きナンパ師である我々は、同時にこのルーティンを発動したことがある。これが見事に炸裂した。

 

飲みの席のネタとしては、このルーティンは、占い好きが多い女の子に効果抜群だ。
しかし、大のオヤジ2人が、同時にこのルーティンを使ったがために、都内某所の居酒屋の一角が、占いジジィ達の館と化したお話は、また別の機会で触れよう。

 

ジャック・ミガー氏。お茶の国の部長。
社会的常識とナンパ師のサイコパシー両方を兼ね揃えた、既婚クラスタの鏡。
お互いあと何年やれるか分からんが、まったり頑張りましょうね~。

 

そろそろ搬送に入ろう。

 

 

 

 

 

 

 

【やりとり⑤】
下ネタの件りの途中で、移動を打診する。

ヤニ「そんなことが有ったんだwじゃあRisaはMやな。」

Risa「なにそれ?」

ヤニ「Masochism? これって正しい英語かな?伝わってる?」

Risa「あ~分かるよwけど、攻められるのは嫌いじゃないかもw私は××××(過去の体験)」

ヤニ「つまりは、リードしてほしいって感じか。」

Risa「うんwヤニキ君は?」

ヤニ「俺はね。」

Risa「うん。」

ヤニ「How can I say..」

Risa「うんうん。」

 

ワザとらしく周りを見渡す。

 

ヤニ「(小声で)ってか、大分下ネタ話過ぎたよね。

Risa「だねww」

ヤニ「暫くしたらちょっと場所変えてはなそ。ここだと、これ以上の深い話出来ないでしょww

Risa「うん。けど、この時間どっか空いてるっけ?」

ヤニ「ん、ちょっと考える。

 

その後、雑談もそこそこに、私はサッとお会計を済ましRisaと店を出た。

思いの他しゃべり過ぎたようだ。時刻は24時手前に差し掛かっていた。

 

【解説⑤】 
私は、パレ搬打診は、極力パレ前で打診する。
あまり店内で打診すると、相手が余計な形式グダをする可能性があるからだ。
特に、Risaの場合は、馬鹿正直に真正面から打診するのは得策ではないと思っている。

 

店を出て歩く。


ヤニ「こっちいこ。」
Risa「は~い、どうする~?」
ヤニ「う~ん、ちょっと散歩しよ。」

 

二人で歩き出す。雑談しながら1分ほど進む。あまり歩く距離が長いと、相手も不安になる。
店からパレスまでは極力近い方が良い。ここで、事前の導線確認が活きてくる。

 

あと50メートル程でパレスだ。玄関が見える。
24時間受付が常駐する玄関は、夜でも明るい雰囲気だ。

 

私はその方向を彼女に指さしながら言った。

 

ヤニ「そこさ、俺の家なんだけど、良いTimingだから、さっきのワイン、俺ん家寄ってJust one drinkだけ飲も!

Risa「えっ家行くの?う~ん・・・・」

ヤニ「一杯だけ飲んだら帰ろうよ。せっかく振る舞えるチャンスだからさ。珍しいワイン飲んで欲しいし。」

Risa「う~ん、、、本当に飲むだけだよねw?」

ヤニ「I'm not easy って言ったでしょww?

Risa「mmm、、、OK。一杯だけだよw!飲んだら帰るからw」

ヤニ「OKw」

 

ここで、今までのトークでバラまいた伏線を回収する。そして、ライトな感じでパレ搬打診。この時も、下心は見せない。

 

幸い、向こうもこちらを信用してくれているらしく、今回の打診は割とすんなりと通りそうだ。
私は勝ちを確信した。

 

結果の出なかった●カ月間。偶然の金髪美人との出会い。そして半ば勝利が確定している搬送。

 

ヤニ「はい、行こ。」

 

私はサッと右手を出し、彼女の手を取り歩き出した。
彼女は、フッと笑いながら私の手を握り返す。

 

勝ち確のハンドテスト。いつも通りの即のパターン。勝利はもうすぐそこだ。

私は意気揚々と彼女をエスコートした。

 

 

パレスまで残り10メートル。そして、悲願の即!!

 

・・・

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

グッ。

 

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

グッ。

 

 

ふと、私の手が後ろに引っ張られる。一瞬の違和感。

私の歩き方が早かったのだろうか?

 

後ろを振り返ると、Risaの足が完全に止まっていた。。。。

 

今まで数多くのスト師が通ってきた儀式。
『パレ搬グダ』の影が、もうそこまで来ていた。

 

と、今日の話はここまで。